Breastfeeding
母乳は赤ちゃんにとって大切なものというのは、よくご存知と思います。しかし、おっぱいを飲ませるのは、あなた自身のためでもあるのです。赤ちゃんはおっぱいを飲んで成長し、女性はおっぱいを吸われることによって、“母親”へと変身し、妊娠、出産をした体を、より健康体へとしていくのです。
母乳は赤ちゃんにとって最適な栄養で、お母さんが赤ちゃんを母乳で育てる事はとても自然な事です。WHOでは、「全ての女性が生後6カ月まで完全に母乳だけで赤ちゃんを育てる事ができるように、2歳かそれ以上まで母乳育児を続けましょう。」と母乳育児の世界目標を立てています。
母乳にとってのメリット
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栄養満点!
母乳には赤ちゃんがすくすく育つために必要な栄養素(乳糖や脂肪、たんぱく質、カルシウム、ビタミン、ミネラルなど)が過不足なく含まれていて、な おかつそれらは赤ちゃんの腎臓や肝臓、消化器官などに負担をかけないような構成となっています。また、善玉菌が増えることでおなかの調子もよくなり、さら には乳糖が多く含まれるため脳の発育をも助けてくれるのです。
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免疫物質がたっぷり!
母乳は病気に対する抵抗力を強めてくれることから、「最初の予防接種」とも呼ばれています。特に、産後2~3日に分泌される「初乳」には分泌型免疫 グロブリン(SIgA)と呼ばれる免疫体が豊富に含まれています。これが腸の粘膜に広がり細菌やウィルス、アレルギーの原因となる異種たんぱくの侵入を防 いでくれます。また、母乳で育った赤ちゃんは乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症率も低いとされています。
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顎の発育を促す!
母乳を飲むためには、顎や舌などをたくさん使わないといけません。このおっぱいを吸うという運動こそが顎の発達を促し、さらには脳の刺激となり全体的な発育にいい影響を与えます。顎の発達は、咀嚼力の発達とともに正しい歯並びを作る基礎になるそうです。
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欲しい時に母乳が飲める
完全母乳の赤ちゃんは、ママがいれば欲しい時に母乳を飲むことができます。母乳なら入浴後も、白湯ではなく母乳で水分補給できます。
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授乳による安心感
完全母乳の赤ちゃんは、毎日母乳を沢山欲しがるので、必然的に授乳時のママとの密着が増えます。
赤ちゃんはママの声を聞いたり、抱っこして体を密着させることで安心します。完全母乳なら、毎日の授乳でママと赤ちゃんが密着できます。
また、完全母乳は冷凍や哺乳瓶を使わない限り、ママが授乳しなければ成り立ちません。必然的に赤ちゃんと過ごすことが多くなるので、コミュニケーションも密にとることができます。
ウェリントンにある無料 母乳相談室紹介
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ニュータウンブ.レストフィーディング.センター
(Newtown Breastfeeding Centre)
住所: Newtown Community & Cultural Centre,
Cnr of Rintoul & Columbo Streets, ニュータウン
開館時間: 月曜日10時から12時まで学期中
電話: 021 355041
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ザ.ブレストフィーディング.センター
(The Breastfeeding Centre)
住所: Tamariki Ora Whare at Ora Toa Health Unit20 Ngatitoa Street, Takapuwahia, Porirua.
開館時間: 火曜日10時から2時まで
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プランケット.ファミリー.センター
(Plunket Family Centres - Breastfeeding Support)
住所: 19 Rotoiti Street, ジョンソンヴィル
開館時間: 火曜日10時から11時半まで
電話: 478 7918
住所: 61 Freyberg St, ライアル・ベイ/ ロンガタイ
開館時間: 水曜日9時から12時まで, 木曜日予約制
電話: 387 7594
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ラ・レーチェ・リーグ
住所: 103 Owen Street ニュータウン
開館時間: 毎月 第1 水曜日午後1時45分~
電話: Isa 473 2447
Rona 021 535 479
Leslie 970 3320
Christine 976 7737
or email lllnzwellington@gmail.com