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GBS(B群溶血性連鎖球菌)

 

 

 

GBSとは、Group B Streptococcusの略で、B群溶血性連鎖球菌という細菌のことです。10-15%の妊婦さんが常在菌として持っているといわれていて、特に珍し い細菌ではなく、ほとんどはお母さん自体に症状はありません。しかし、産道から赤ちゃんに感染すると、発症率は低いですが免疫力の弱い赤ちゃんは重篤にな ることがあり、敗血症や肺炎、髄膜炎の原因になります。発症すると半分以上の赤ちゃんが死亡に至り、それを乗り越えても後遺症を残す可能性もあります。

お母さんの産道にこの菌があると、赤ちゃんに伝播する確率は約40%、そのうち、赤ちゃんが発病する確率は250から800分の1(GBS陽性のお母さんから出生した赤ちゃんの600-2,000分の1、全出生の5,000-20,000分の1)といわれています。

そこで、ニュージーランドではそれを予防するために、GBSが一度でも検出されたことがある妊婦さんやリスクのある妊婦さんは、分娩時に、ほとんどのGBSに効く抗生 物質(ペニシリン系、アレルギーがある方にはエリスロマイシンまたはクリンダマイシン)を分娩まで数時間毎に点滴しています。この点滴により、赤ちゃんへ の伝播や感染の多くは予防できると言われています。妊娠中に分かった時点での抗生物質治療や洗浄は、行ったとしても約70%の妊婦さんに分娩時に再度検出されるため、分娩中の治療としています。

もっと詳しく知りたい方は、

http://media.wix.com/ugd/a134a2_a2eabd00f91849ccadfc915cb3204568.pdf 

をご覧ください(英語です)。

 

 

GBSスクリーニングの方法

 

 

  • Risk-Based Approach:スクリーニング検査を行わないで、分娩時の臨床危険因子により管理するアプローチ 危険因子とは、Ⅰ:妊娠37週未満の分娩、Ⅱ:破水後18時間以上経過している場合、Ⅲ:分娩中の38℃以上の母体発熱が認められる場合である。

  • Universal Screening Approach:スクリーニング検査に基づくアプローチ(腟口や肛門の周囲を検査用の綿棒でこすり、検体を培養して、GBSがいるかどうかを調べる。

 

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